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扶桑レクセル、「2004年3月期中間決算」発表

 扶桑レクセル(株)は21日、「2004年3月期中間決算短信(非連結)」を発表した。

 当期単体業績の売上高は276億3,400万円(前年同期比▲11.9%)、営業利益は1億9,200万円(同▲76.2%)、経常利益は▲1億900万円、当期純利益は1億3,000万円となった。
 当期経営成績については、住宅部門において今後の市場悪化を懸念し、完成在庫の販売に十手をおいて営業展開を行なった結果、完成在庫の未契約残高は前年同期の390戸から102戸へと大幅に減少した。また、期中のマンション販売契約高は1,035戸(前年同期比3.7%増)、契約金額は322億4,900万円(同4.1%増)と増加したものの、一部の物件の引渡しが下期にずれたことや、利益率の低い完成在庫の販売に注力したことから、売上高は255億4,300万円となり、利益も計画を下回った。
 なお、通期の見通しについては、ずれ込んでいた引渡しが下期に売上計上され、また、上期に完成在庫をほぼ一掃し、下期に利益率の高い新規竣工物件の取り込みができることにより、利益率も大幅に改善する見込みとしており、当初計画の売上高750億円、経常利益40億円、当期純利益22億円は確保できる見通し。


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