三井不動産（株）は27日、日本電気（株）が売却を決定した「NEC横浜事業場」（横浜市都筑区）で郊外型大規模商業施設「（仮称）ららぽーと横浜」の開発をすることを発表した。
同計画地は、首都圏における中核都市のひとつである横浜市のほぼ中央に位置し、JR横浜線鴨居駅から徒歩7分の距離。道路アクセスについても、緑産業道路・横浜上麻生道路の2つの幹線道路に隣接、第三京浜や東名高速道路からのアクセスも可能な交通至便な立地。
同社では、郊外型大規模商業施設の先駆けともいえる日本最大級のショッピングセンター「TOKYO-BAYららぽーと」（千葉県船橋市）を運営しているほか、「（仮称）富士重工宮原ショッピングセンター」（埼玉県さいたま市、敷地面積約4万平方メートル）、「（仮称）川崎駅西口ショッピングセンター計画」（神奈川県川崎市、敷地面積約7万2,000平方メートル）、「（仮称）阪神パーク跡地ショッピングセンター計画」（兵庫県西宮市、敷地面積役約8万7,000平方メートル）などの大規模商業施設の開発計画が順次進捗中。
また、同計画については、計画地の取得ならびに開発については証券化スキームを活用し、同社が組成する特別目的会社「（有）鴨居プロパティーズ」を通じて行なう。
同計画地は、敷地面積約10万平方メートル、店舗面積約8万平方メートル。地上3階建ての店舗部分と、約4,000台を収容できる駐車場部分地上5階建てから成る。2005年秋に着工し、2007年春に竣工、オープンの予定となっている。