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三菱倉庫、横浜ポートサイド計画に着手

 三菱倉庫(株)(東京都中央区、社長:番尚志氏)は28日、同社所有地「ヨコハマポートサイドA-3街区」(横浜市神奈川区、約19,300平方メートル)の開発計画に着手すると発表した。

 同開発計画は、JR「横浜」駅至近でウォーターフロントを有する立地を生かして、商業・業務および住宅からなる複合施設を建設し、快適かつにぎわいのある空間を創出しようというもの。横浜市の都市計画「ヨコハマポートサイド地区地区計画」対象エリアの入り口部分にあたる。
 具体的には、当該計画地を3ゾーンに分け、第1期の商業棟・住宅棟、 第2期の業務棟を順次開発する予定で、メインコンセプトは「ウォーターフロントを楽しむ生活舞台」。商業棟は、物販、飲食など約60店舗で構成されるオープンモールで、下層部および地下には駐車場施設を設置。2004年度着工、2006年度のオープンをめざす。住宅棟は、計画地の海側に配し、横浜港やMM21方面の眺望を確保した、約400戸のタワー型超高層マンション。「横浜」駅至近という利便性とともに、建物周辺を緑化することにより、快適な住環境の都心型マンションをめざす。2004年度着工、2007年度竣工の予定。業務棟は、住宅棟と合わせて横浜駅東口ゲートゾーンのシンボルとなるタワー型建物を建設。21世紀のビジネスシーンにふさわしい高機能オフィスビルとする。第2期計画として2007年着工の予定。
 総事業費は、第1期が約280億円、第2期は未定となっている。


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