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大規模分譲マンション「in the Park 荻窪」パビリオン完成

「in the Park 荻窪」完成イメージ

 三井不動産(株)、三菱地所(株)、東京建物(株)の3社は9日、東京都杉並区桃井三丁目の旧日産自動車荻窪工場跡地において開発中の大規模分譲マンション「in the Park 荻窪」(総戸数454戸、南棟353戸・北棟101戸)のパビリオンが完成したと発表。2004年1月24日(土)より販売活動をスタートすることを明らかにした。

 「in the Park 荻窪」は、複合開発「杉並区桃井三丁目計画」の中の分譲街区に相当するもの。同計画は、
敷地面積約9万平方メートルの土地に、4万平方メートルの防災公園、都市基盤整備公団等による総戸数約490戸の賃貸マンション(公団約330戸、大和ハウス工業(株)約160戸)、商業施設、介護老人保健施設、認証保育所・児童クラブ、および同物件で構成され、官・公・民が一体となった杉並区最大規模の開発事業となる。
 分譲街区・賃貸街区については、街区名称を「THE PARKS 荻窪」と総称。分譲街区に当たる同物件は、「Parkで生きよう」をコンセプトに、約2,000平方メートルの中庭や庭園、駐車場棟の屋上庭園など、コミュニティゾーンとしての「公園」を随所に配置する計画となっている。また、中庭に配した共用棟(コミュニティプラザ)にはジム施設やライブラリー機能を持つ多目的スペース、南棟内には来客用の宿泊施設(ゲストルーム)も設置する予定。
 住戸プランは80平方メートル前後のファミリータイプを中心とした商品企画となっており、標準プランに加え、3人のデザイナーを起用したメニュープランも用意。さらに従来画一的だった住戸玄関前のポーチ部分については、「ドレスアップエントランス」システムの採用により、顧客の好みに合わせた和洋さまざまなスタイルでの装飾が可能となっている。
 
 なお、2004年1月にオープンするパビリオンは、仕事帰りや買い物帰りにも立ち寄れるよう夜間営業を実施するほか、同物件以外の最新マンション事情などの情報が得られるライブラリースペースを設置するなど、ホスピタリティの高い営業を展開していく予定としている。
 同物件の竣工は2005年3月の予定。


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