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パナホーム、エコライフを提案する「ソルビオス EL」新発売

「ソルビオス EL」外観

 パナホーム(株)は17日、人と地球に優しいエコライフを提案する都市型3階建住宅「ソルビオス EL(エル)」を発売開始した。

 同商品は、同社が培ってきた住まいづくりのノウハウや、松下グループの先進技術を結集した、都市型3階建の「エコライフ住宅」。エネルギー消費の多い都市部だからこそ、太陽エネルギーや自然力を活用し、エネルギー消費を最小限に低減させるさまざまな設備や仕様を採用した。

 従来、住宅用太陽光発電システムについては、都市型住宅に多く見られるフラット屋根の場合に発電効率の面で課題があったが、同商品では、フラット屋根でも効率よく設置できる新タイプの「ソーラー発電システム」を採用。ソーラー発電パネルの架台に2タイプの勾配角度(15度、30度)を設定するとともに、横置き3段と縦置き2段の設置方法を組み合わせることで、建物方位や形状などを考慮した効率の良い設置が可能となる。これにより、延床面積約40坪程度の狭小地においても、発電電力量3kWシステムの搭載が可能となり、年間約3,000kWhの発電が可能。
 また、フラット屋根のメリットとして、屋上利用による「空中庭園」を提案。「屋上緑化システム」の採用により、敷地の狭い都市部の密集地においても、緑豊かな空間を実現することができる。

 プランはフリープランで、代表キープラン参考価格(首都圏地区標準本体価格・消費税別)が2,960万円(3.3平方メートル当たり63.2万円)。北海道・沖縄・積雪寒冷地(次世代省エネ2地域)を除く全国で販売し、初年度240棟の販売を見込むとしている。


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