東急不動産(株)は24日、新規オフィスビル投資積極化に伴う資産入替策の一環として、同社固定資産の譲渡を発表した。
発表によると、固定資産の譲渡の対象は「西新橋東急ビル」(東京都港区)、「渋谷プロパティー東急ビル」(東京都渋谷区)、「武蔵小杉東急ビル」(神奈川県川崎市)などの3物件。
譲渡先および譲渡価格は、西新橋東急ビルがDB Real Estate Investment GmbH(ドイツEschborn)・83億円、渋谷プロパティー東急ビルが(有)エスピーティー(東京都千代田区)・120億円、武蔵小杉東急ビルが(株)シンプレクス・インベストメント・アドバイザーズ(東京都千代田区)および(株)デベロッパー三信(東京都中央区)・34億円。
契約締結はいずれも2003年12月、引き渡しは西新橋東急ビルおよび渋谷プロパティー東急ビルが2003年12月、武蔵小杉東急ビルが2004年1月。
なお同社では、本件取得については、業績見通しに織り込み済みとなっているため、業績予想の変更はないとしている。