オフィス空間コンサルティングを手がける（有）ワークプレースミューコム（東京都港区、代表取締役：北村孝太郎氏）はこのほど、SOHO起業家向け共有オフィス「シェアードオフィス」第1号を東京都港区赤坂でオープンした。
同社は、2003年1月に共有オフィス紹介サイト「オフィスシェアリング」の運営開始以来、個人や企業へのオフィス物件紹介を行なってきた。この度、ビル空室問題のコンサルティングを行なう（有）コンフォートデザインシステム（東京都港区、代表取締役：立石賢一氏）と提携し、多様化するワークスタイルに対応した新しいオフィス提案やビル空室問題への対応策として「シェアードオフィス」事業をビジネス展開することとしたもの。
第1号物件の名称は「SO!Akasaka」。東京都港区赤坂という交通至便な立地を生かしつつ、フリーなコミュニケーションを重視したコラボレーション型ビジネス空間で、モバイルオフィス機能を備えたオープンブース、会員制であることが特徴。ローコスト、簡便さ、機能重視のレンタルオフィスにありがちな孤立した仕事環境という問題もクリアしている。
今後は、各会議室の共有や、会員間情報が共有できるシェアードオフィスを都内3～5カ所にオープンするとともに、同事業コンセプトに協賛するビルオーナーや施設運営企業に対して、相互に連携できる有機的なモバイルオフィス環境を提案していく方針。