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ゼクス、「2004年5月期中間決算」発表

 (株)ゼクスは22日、2004年5月期中間期の業績(単体・連結)について説明会を行なった。

 当期単体業績の売上高は46億8,200万円(対前期比5.2%増)、営業利益は5億6,400万円(同44.2%増)、経常利益は4億7,600万円(同48.0%増)、当期純利益は2億6,900万円(同48.1%増)であった。
 
 また、当期連結業績(対象6社)の売上高は60億1,000万円(前期比74.9%増)、営業利益は9億400万円(同249.9%増)、経常利益は7億5,000万円(同289.9%増)、当期純利益は4億500万円(同300.4%増)と大幅な増収・増益であった。
 
 同社はグループで、コンサルティング・CM事業、ディベロップメント事業、インベストメント・AM事業、施設運営事業の4セグメントを展開している。
 コンサルティング・CM事業については、兵庫県で1,000区画に及ぶ大規模住宅地の開発にあたってのコンサルティングを展開。デザイナーズマンションのコンセプトを戸建てに生かした「ZESTiSm」というコンセプトを提案、大手住宅メーカー8社と共同し、現在までに500戸が契約にいたった。
 この他、大手不動産会社向け事業コンサルティング、大手損保会社の社有不動産処分にかかわるコンサルティングなどにより、売上高22億6,400万円、営業利益6億1,000万円を計上した。

 また、施設運営事業では、柱であるシルバーハウジングの展開を積極的に進め、各施設の運営・入居募集を実施。要介護者向けの賃貸マンション「ボンセジュール」シリーズ6施設の入居率は平均90.9%、健常者向けシニア住宅「チャーミングコート」1施設(2003年4月オープン)は12月現在で63%の契約率に至っている。これらの結果、売上高14億7,100万円、営業利益3億8,700万円を計上した。

 通期ついては、引き続きシルバーハウジング事業と不動産証券化事業を積極的に展開。売上高120億円、経常利益10億3,000万円、当期純利益5億3,500万円を見込んでいる。


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