野村不動産(株)(東京都新宿区、取締役社長:中野淳一氏)は23日、兵庫県神戸市東灘区の8,000平方メートル超の敷地に、邸宅型マンション「ザ・ハウス住吉本町」(総戸数129戸)を計画、モデルルームを2月にオープンすると発表した。
名だたる阪神間の邸宅地の中でも、同マンションはとりわけステータスの高い「住吉川・赤塚山風致地区」の一画、住吉川河畔に位置する。計画地周辺は、かつて、観音林と反高林と呼ばれる二つの邸宅街に接しており、豊かな自然環境が長期にわたって保存されている。
外構は、住吉・御影風景を継承する崩れ石積み壁を再現するとともに、既存樹の保存と移植により屋敷林を設けた。街並みとの調和性と経年深化を熟考した4棟の中層建築が、約1,800平方メートルの中庭を囲むランドプランとなっている。
エントランスホール・ロビーは、インナーガーデンと回廊とが一体化した構成で、パーティールームやライブラリーラウンジ、ゲストルームも備えている。また、コンシェルジュや24時間有人管理体制、ダブルオートロックシステム、全戸全開口部防犯センサー対応による入居者サービス・セキュリティーの向上も図っている。
専有面積は平均約97平方メートルとゆとりの居住面積を確保。また、南棟、4LDKはオーダーメイド対応住戸としている。間取りは3LDK~4LDK、最多価格帯は5,000万円台、最高価格は1億4,000万円台、平均価格が6,000万円台の予定。昨年秋より同マンションの倶楽部会員を募集、既に1,000組が入会済み。
販売時期は2004年2月下旬、建物竣工は2005年1月下旬の予定。