エス・バイ・エル(株)は30日、都市中心部での対応力強化に向け、鉄骨3階建て住宅「コンチェルトダイナ」を発売し、鉄骨住宅市場の本格参入すると発表した。
同商品は、軸組と耐力壁による鉄骨ブレース軸組工法を採用しており、柱型がないため、従来の戸建て注文住宅で培ったデザイン力や空間提案力を生かすことができるのが特徴。また、主要部材のコンパクト化などにより、狭小敷地への対応力も高く、「ベタ基礎」採用によって隣家が迫った敷地へも容易に対応できるものとなっている。
さらに、施工地域によって耐火建築物での対応も可能。開口部には樹脂複合サッシと複合ガラスを採用、外壁部にはロックウール厚100ミリメートルの断熱材を使用するなどにより高い断熱性能を実現している。
3.3平方メートル当たり60万円台(50坪タイプ)からで、自由設計。センターコートや吹き抜けなどの提案プランを用意している。販売地域は、首都圏、静岡、中京圏、近畿圏、高松、松山、広島。年間で100棟の販売をめざす。