大和ハウス工業(株)は3日、岩手県内で最大規模、最高層となるタワー型マンション「D’グラフォート盛岡駅前」(岩手県盛岡市、総戸数284戸)を2月4日より着工すると発表した。
同物件は、その規模とレベルにおいて、駅前のランドマークおよび盛岡市の新しいシンボルとなるべく計画されたもの。マンションとしては岩手県内最大規模を誇るとともに、立地、眺望、多彩なパブリックスペースなどにより、入居者に対し「便利で快適な生活」を提供する。
同物件はJR「盛岡」駅から徒歩2分に位置し、周辺は商業施設、娯楽施設が集積する地域。さらに2005年春には北側隣接地に商業ビルが完成、JR「盛岡」駅改築に伴い駅構内店舗の充実化もあわせ、居住エリアとしての利便性にも期待できるという。
住居部分は、地上17階のA棟(78戸)、地上18階のB棟(83戸)、地上25階のC棟(123戸)で構成され、それぞれ展望ラウンジやパーティースペースなどのパブリックスペースが設けられている。そのほかには、1階が227台収容の駐車場、2階にはゲストルームやコミュニティ広場などを設けた共通棟が計画されている。
敷地面積は6,424.31平方メートル、延床面積は41,290.26平方メートルで、1戸当たりの専有面積は42.8平方メートル~204.1平方メートル。最低価格1,000万円台後半、最高価格1億円台を予定している。販売開始は2004年夏、竣工はA棟が2005年3月、B・C棟が同年9月の予定。入居はA棟が同年4月、B・C棟が同年10月の予定。