(社)全日本不動産協会東京都本部渋谷支部(支部長:清水修司氏)は4日、新春フォーラムおよび賀詞交歓会を開催した。
恒例になっている新春フォーラムは、「渋谷支部は、2003年に新規入会46社。そのいずれもが非常に勢いがある。渋谷、表参道など一部で『ミニバブル』の気配も感じられる昨今、業界内でも非常に活気のある地域なのではないか。今後の動きにさらに期待したい」との清水支部長の挨拶で始まった。
記念講演は、(株)不動産経済研究所代表取締役社長・角田勝司氏を講師に迎え、「不動産市場から見た平成16年景気動向」。続いて弁護士松田弘氏による研修会「建物賃貸借実務の法定諸問題」が行なわれた。短期賃貸借保護制度の廃止など、実務に直接影響を及ぼすと思われる事項についての約1時間の講議に参加会員も熱心に聞き入っていた。
その後、桑原渋谷区長、業界各団体や国会議員、都議会議員など来賓を招いた賀詞交歓会が行なわれた。