商業店舗をメインとした開発・運営・コンサルティングなどを手がける(株)ミライド・パシフィックマネジメントは、このほど、営業不振などの理由から閉店を余儀なくされている飲食店舗を対象とした店舗閉鎖支援コンサルティング事業「クロージングコンサルティング」(略称:CC)をスタートした。
店舗閉鎖業務に関しては、複雑な権利関係や古くからの慣習がからむ「負」の作業であり、この点についてアドバイスを求める店舗オーナーの声は多い。そこで同社では、適切かつスムーズに閉鎖業務をサポートすることで、本来得られるべき資産を最大限に確保するとともに、失わなくても良い資産を逃さないことをめざしたコンサルティング事業を開始。店舗オーナーが次のチャンスに投資する手助けをするだけでなく、起こり得るトラブルを未然に防止することにより、ビルオーナーからの支持・満足も得られるとしている。
同社ではこれまで、店舗のバリューアップを目的としたデューデリジェンスおよび運営・コンサルティングを主な業務としてきていたが、今後、閉店を前提とした店舗を事業対象に含むことで、コンサルティングフィーなどの直接収入を得るとともに、派生する情報管理ビジネスを発展させ、事業領域の拡大を狙っていく方針。