大和ハウス工業(株)は17日、同日開催の同社取締役会において、代表取締役および役員の異動等につき決議したと発表。これにより、現・代表取締役社長の樋口武男氏に代わり、現・専務取締役(東京支社長、関東担当、流通店舗事業担当兼任)の村上健治氏が、4月1日付で新社長に就任する。
今回の異動決議は、今後さらなるグループ経営の強化と経営体制の刷新による組織の活性化を図ることを目的としたもの。
これにより、4月1日付で、現・専務取締役(東京支社長、関東担当、流通店舗事業担当兼任)の村上健治氏が代表取締役社長に就任、現・代表取締役社長の樋口武男氏は代表取締役会長に就任する。
また、現・専務取締役(管理本部長、経理部門担当、海外事業担当、財務部長兼任)の小川哲司氏が代表取締役副社長(管理本部長、海外事業担当兼任)に、現・代表取締役副社長(社長補佐、営業本部長兼任)の吉井貞夫氏が非常勤の取締役(6月下旬の株主総会後退任予定)に就任することとなった。
なお、新社長に就任する村上氏は、立命館大学産業社会学部を卒業後、1970年に同社に入社。1997年に取締役、2000年に常務取締役に就任。その後、2001年に専務取締役(現職)に就任し、2002年より関東担当(同)、2003年より東京支社長(同)、流通店舗事業担当(同)に就いている。