不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

フジタ、複合施設「アクトアモーレ」竣工

 (株)フジタが、事業協力者および施工業者として参画していた「JR高槻駅北地区第一種市街地再開発事業」の施設建物「アクトアモーレ」(大阪府高槻市、商業棟1、高層住宅棟2)が、2月19日に竣工を迎えた。

 同事業は、JR高槻駅前での区域面積約2.9ha、関係権利者184名という大規模再開発プロジェクト。商店や木造住宅が混在し、防災上の問題などを抱えていた区域で、利便性のある安全な街づくりが計画された。

 高層住宅2棟うち、住宅A棟(地下3階地上30階)には、住宅317戸と業務施設(1階~2階)が、住宅B棟(地下3階地上28階)には、住宅178戸と店舗・保育園(1階~3階)が入居する。
 また、商業棟(地下3階地上6階)には、多種にわたる地権者の店舗や、9館からなる1,820席のシネマコンプレックスが配置される。さらに、駅からのペデストリアンデッキが同施設と接続される。

 同事業は、2001年12月に政府・都市再生本部が公表した「民間事業者から提出され、地方公共団体が特に重点を置いて促進する意向を示した98のプロジェクト」の工事第1号。

 なお、プレオープンは2月21日、グランドオープンは2月27日を予定している。


最新刊のお知らせ

2025年6月号

本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス ご購読はこちら