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都市公団、定期借家契約による募集を実施

 都市基盤整備公団は24日、定期借家契約について、試行を実施すると発表した。一定の期間のみ住宅を必要とするニーズに応えるべく、建替え事業が進行中の「赤羽台団地」(東京都北区)の一部で試行的に導入する。

 実施の対象は、JR「赤羽」駅徒歩5分。駅前には大型商業施設があり、利便性の高い立地となっている。契約期間は入居予定時期より2008年3月末日まで。賃貸借契約は契約期間満了により、更新されることなく確定的に終了する(ただし、建替え事業進捗状況に応じて再契約の可能性もあり)。契約期間中は、家賃の変更は行なわない。

 同物件は1962(昭和37)年から1966(昭和41)年にかけて入居が開始されたもので、鉄筋コンクリート造5階建。今回の募集対象は、1DK、住宅専用部分31平方メートルの全10戸で、家賃は4万円~4万1,700円、共益費は月額2,850円。

 案内書の配布は2月25日から。3月6日・7日にモデルルームを公開するとともに申し込みを受け付ける。

 詳細については、都市基盤整備公団総合募集センター(首都圏募集販売本部住宅募集部)空室募集課(TEL 03-3347-4357)まで。


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