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NOF、投資物件に「天王洲パークサイドビル」を取得

 野村不動産オフィスファンド投資法人(NOF)は26日、不動産投資信託(REIT)のための不動産投資物件として、「天王洲パークサイドビル」(東京都品川区)の不動産信託受益権の取得を決定したと発表した。

 NOFでは、同物件が東京高速臨海鉄道りんかい線「天王洲アイル」駅徒歩1分、東京モノレール線「天王洲アイル」駅徒歩3分と、羽田空港へのアクセスの良い天王洲エリアに立地すること、および周辺利便施設とペデストリアンデッキで繋がれた21階建ての高層ビルであることなどを評価、売り主の野村不動産(株)より148億円で取得することを決定した。
 2004年2月27日に信託受益権売買契約を締結、同日、売買を実行するとともに、信託受益権の引渡しを行なう。

 同物件は、1995年1月竣工、鉄骨・鉄筋コンクリート・鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根地下2階付21階建てのオフィスビル。総賃貸可能面積は18,051.60平方メートル、賃貸面積は17,735.94平方メートル。テナント数は15で、2月26日現在の稼働率は98.3%となっている。

 なお併せて、本件および、すでに取得を発表している「神田岩本町東誠ビル」、「駿河台プラザビル」の取得資金に充当するため、資金の借入を行なったと発表。
 借入先は、(株)東京三菱銀行、住友信託銀行(株)、野村信託銀行(株)、(株)千葉銀行、(株)八十二銀行、(株)UFJ銀行、(株)三井住友銀行、三菱信託銀行(株)、中央三井信託銀行(株)、(株)伊予銀行、第一生命保険相互会社、農林中央金庫、三井生命保険相互会社の13社。短期借入、長期借入などにより、合計で240億円の借入を実行した。


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