JR川崎駅前の大規模商業施設、「川崎ルフロン」(http://www.lefront.jp)が3月3日にグランドオープンを迎えるのに先駆け、本日関係者、地元有力者、テナント関係者約180人を招待しての改築披露パーティが開催された。
「川崎ルフロン」は、三菱電線工業(株)が1988年開業以来所有していた商業施設。2003年9月、証券化を目的に三菱信託銀行に信託譲渡、その信託受益権が特別目的会社(SPC)に譲渡された。今回アセットマネジメント業務を三菱地所投資顧問(株)、新規店舗リーシング業務を三菱地所(株)、プロパティマネジメント業務を三菱地所ビルマネジメント(株)が担当、「三菱地所グループが総力をあげてとりくんだ」(三菱地所社長:高木茂氏)プロジェクト。地下2階、地上11階、キーテナントのヨドバシカメラを始め、物販・飲食系63店舗のテナントを擁する。
冒頭挨拶に立った三菱地所投資顧問社長の坂井直樹氏は、「完成以来16年経過したこの施設が、証券化、キーテナント西武百貨店の退去と大きな2つの動きを受け、パワーアップに取り組むことになり、そして無事リニューアルオープンを迎えることとなった。川崎駅前の賑わいを『川崎ルフロン』が演出することができれば」と語った。
続いて川崎市長:阿部孝夫氏が「西武百貨店の撤退の話を聞き、落胆していたが、それからわずか半年で、川崎ルフロンがリニューアルオープンを迎えた。このことは、大変嬉しく思っている。川崎市市政80年となる今年。『川崎ルフロン』の完成で、川崎を訪れるお客さまが増えること期待している」と挨拶した。
「川崎ルフロン」のグランドオープンは2004年3月3日。当日はJ2サッカーチーム「川崎フロンターレ」選手によるトークショーなど、さまざまなイベントが予定されている。