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リクコス、資産効率化のため固定資産を譲渡

 (株)リクルートコスモスは15日、資産の効率化を目的とした、同社および同社子会社による固定資産の譲渡と、それにともなう特別損失の計上について発表した。

 今回、同社が譲渡する固定資産は2物件。神奈川県三浦市の土地約5,000平方メートルを譲渡価額1億4,800万円で三崎観光(株)(神奈川県三浦市、代表:三又孝寛氏)に、東京都世田谷区の土地約350平方メートルおよび床面積約850平方メートルの賃貸物件を譲渡価額2億6,700万円で(有)エー・アイ・シー(東京都豊島区、代表:二宮康昭氏)に譲渡する。双方とも契約締結、物件引渡は3月18日の予定。

 また、同社子会社(株)コスモスモア(東京都港区、代表者:米津宏氏)が、東京都品川区の土地約340平方メートルおよび床面積約1,030平方メートルの賃貸物件を譲渡価額2億9,300万円で同子会社(株)コスモスライフ(東京都港区、社長:入村道夫氏)に譲渡。契約書締結、物件引渡は3月30日を予定している。

 これにより連結損益に特別損失として17億1,300万円(連結純資産額の3.8%)、個別損益に特別損失として14億7,400万円(個別純資産額の3.4%)を計上する予定。なお、すでに公表している連結業績予想および個別業績予想には織り込み済みのため、変更はないとしている。


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