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東急RE、「2004年1月期決算」発表

 東急リアル・エステ-ト投資法人(東急RE)は26日、「2004年1月期決算短信」を発表した。

 当期(2003年6月20日~2004年1月31日)運用状況は、営業収益28億9,600万円、営業利益14億8,600万円、経常利益9億3,000万円、当期純利益9億2,900万円であった。1口当たりの分配金は9,488円、分配金総額は9億2,900万円、配当性向は99.9%。

 東急REは当期、取得予定物件11物件のうち、「QFRONT(キューフロント)」をはじめとする5物件を取得(取得価額合計:360億8,000万円)し、2003年9月には「世田谷ビジネススクエア」をはじめとする残り6物件(取得価額合計:442億2,000万円)を取得し、運用をはじめた。2004年1月には「りそな・マルハビル」(取得価額232億6,000万円)を追加取得し、ポートフォリオを拡大、これにより当期末時点のポートフォリオ12物件の取得価額合計は1,035億6,000万円、総賃貸可能面積は99,784.28平方メートル、当期末時点のポートフォリオ全体の稼働率は95.3%となっている。なお同法人は、2004年12月に「TOKYU REIT渋谷宇田川町スクエア」の取得を決定、東京都心5区地域および東急沿線地域への投資比率が100%となっている。

 なお次期については、営業収益43億400万円、経常利益13億7,400万円、当期純利益13億7,200万円、1口当たり分配金1万4,000円を見込むとしている。


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