(社)日本住宅建設産業協会は、良質な住宅供給および住環境整備の促進、住宅・不動産業の健全な発展と同協会および会員の資質の向上を目的に行なっている優秀事業表彰の第4回受賞作品を発表した。
同賞は、同会会員が実施した事業等を対象とするもので、戸建分譲住宅、中高層分譲住宅、不動産関連事業、戸建注文住宅、企画・開発の5部門で構成される。第4回目となる今回は、各社より計23プロジェクトの応募があった。審査委員会では例年通り、書類選考および現地調査による選考を実施。その結果、最優秀事業賞に(株)ヒューザーの「グランドステージ磯子」(中高層分譲住宅部門、横浜市磯子区、総戸数39戸)、優秀事業賞に(株)中央住宅「ルア ジーランド流山」(戸建分譲住宅部門、千葉県流山市、総戸数197戸)、(株)アービック「アドサム船橋壱番館/ジュネス北国分」(企画・開発部門、千葉県船橋市/千葉県市川市、総戸数30戸/19戸)など計8プロジェクトが選出された。
会見の席で審査委員委員長の三村光一氏((株)港コーポレーション代表取締役)は「表彰された各社は『先』を考えている。だから業績ものびている。こういった賞に応募することによって、手の内を明かしてしまっているとも言えるが、それも、他社と差別化できるという点での自信の表れ。会員の質、ひいては業界の質の向上につながっていくことになる」と語った。
なお、受賞作品は、5月18日に開催される第16年度通常総会において表彰される予定。