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UDXグループ、秋葉原開発プロジェクト名称決定『秋葉原クロスフィールド』

同プロジェクト外観パース

 エヌ・ティ・ティ都市開発(株)、ダイビル(株)、鹿島建設(株)の3社で構成するUDXグループは、東京・秋葉原で開発を進めているプロジェクトの正式名称を『秋葉原クロスフィールド』に決定した。

 『秋葉原クロスフィールド』は、東京都の保有地「秋葉原1街区および3街区」(計1万5,728平方メートル)に、IT関連産業の世界的拠点を整備するプロジェクト。2002年2月に公募による売り払いが行なわれ、UDXグループが当選。03年から「秋葉原ダイビル」と「秋葉原UDX」の2棟の高層ビル建設を進めてきた。

 「秋葉原ダイビル」は、地下2階、地上31階、塔屋1階から構成され、延床面積は5万289平方メートル、高さは147.5メートル。オフィスやコンベンションホールのほか、中低層階に「産官学連携機能」を集約、「研究」「教育」「ベンチャー育成機能」の場として利用するほか、『秋葉原クロスフィールド』を支えるデータセンターを配置し、ギガビットクラスの高速大容量ネットワークを実現する計画。

 一方、「秋葉原UDX」は、地下3階、地上22階、塔屋1棟で構成。延床面積16万1,676平方メートルで、高さは101.4メートル。1階~4階を「IT&集客機能スペース」と位置づけ、一部を一般開放。飲食モール、ショールーム、イベントスペース、多機能スタジオなどを配置する(高層階はオフィス)。

 両ビルともJR「秋葉原」駅電気街口とデッキで繋がり、人の流れを呼び込む計画。
「秋葉原ダイビル」は05年3月、「秋葉原UDX」は06年3月の竣工予定。


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