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東宝不、「2004年2月期決算」発表

 東宝不動産(株)(東京都千代田区、取締役社長:堀内實三氏)は27日、「2004年2月期決算短信(単体・連結)」を発表した。

 当期単体業績の売上高は84億1,100万円(対前期比▲11.6%)、営業利益は17億1,400万円(同▲8.9%)、経常利益は18億7,200万円(同▲7.8%)、当期純利益は11億800万円(同▲3.9%)であった。
 当期連結業績(対象16社)の売上高は267億円(対前期比▲5.6%)、営業利益は24億6,900万円(同▲12.3%)、経常利益は25億5,800万円(同▲11.5%)、当期純利益は12億7,400万円(同▲4.1%)であった。
 上記の詳細として同社では、ビルの立地にテナント業種の選択や賃貸条件の設定を行なう取り組んだものの、賃料減額やテナントの解約などにより、不動産部門で減収減益となったこと。外食事業においては狂牛病・鳥インフルエンザ問題の影響などから売上高は前年を下回ったものの、営業損益は改善したことなどをあげた。

 なお、次期の見通しについては、中間期で売上高136億4,300万円、経常利益13億6,000万円、当期純利益4億6,000万円、通期で売上高257億8,400万円、経常利益24億4,000万円を予定。また、連結会計年度に「固定資産の減損に係る会計基準」の早期適用により、減損損失約105億円(うち単体92億円)を特別損失として計上する予定で、当期純利益は▲58億7,000万円を見込んでいる。


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