(財)首都圏不燃建築公社(理事長:中嶋計廣氏)は7日、東京都千代田区のホテルグランドパレスにて平成16年度業務説明会を開催、平成15年度の同公社を通じた賃貸住宅融資物件数が、低金利等の要因もあり目標の150%を達成したことを発表した。
同日は午後2:00から作家・童門冬二氏による「江戸開府400年 歴史に学ぶまちづくり」と題した講演が行なわれたほか、16:40からは懇親会を開催、住宅金融公庫をはじめとする金融業界、および建築業界等から400名近い関係者が集まった。
来賓を代表して乾杯の挨拶に立った(株)みずほ銀行常務執行役員・柴洋二郎氏は、「経済は明るさが見えてきたが、本格的な回復にはいくつかの課題もある。公社では16年度も大型賃貸事業などを予定しているが、増収増益は間違いない。さまざまなニーズを的確に捉えた同公社の事業への期待は大きい」と明るい展望を語った。