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東京都、平成16年3月および第1四半期の「新設住宅着工統計」発表

 東京都都市整備局は11日、平成16年3月および平成16年第1四半期の東京都内における「新設住宅着工統計」を発表した。

 これによると、3月の新設住宅着工戸数は、1万6,533戸(前年同月比31.7%増)と5ヵ月連続の増加となった。
 利用関係別では、「持家」が1,862戸(同6.6%増)で2ヵ月連続の増加、「貸家」が6,611戸(同48.5%増)で7ヵ月連続の増加となった。「分譲住宅」は7,982戸(同33.5%増)で、このうちマンションは5,980戸(同42.5%増)、一戸建ては1,926戸(同11.1%増)と、それぞれ5ヵ月連続の増加であった。
 地域別でみると、都心3区が2,257戸(同165.2%増)と大幅にプラス。区部全体では1万2,806戸(同44.8%増)、市部では3,703戸(同0.9%増)と、それぞれ5ヵ月連続の増加となった。

 また、平成16年第1四半期の新設住宅着工戸数は、4万9,400戸(前年同期比21.0%増)と、6期連続の増加となった。
  利用関係別でみると、「持家」は2期ぶりに増加し5,026戸(同3.8%増)。「貸家」は1万9,652戸(同35.5%増)と2期連続の増加となった。「分譲住宅」は2万4,387戸(同16.0%増)で4期連続の増加。このうちマンションは1万8,669戸(同15.8%増)、一戸建ては5,623戸(同18.2%増)であった。
 地域別でみると、都心3区が6,427戸(同31.4%増)で、2期ぶりの増加。区部全体では3万7,989戸(同24.4%増)と6期月連続の増加、市部でも1万1,341戸(同11.4%増)と2期連続の増加となった。


 なお、併せて同日、平成15年度の東京都内における新設住宅着工の動向について発表した。
 これによると、全体では20万1,003戸(前年度比14.6%増)となり、5年連続で前年度を上回る結果であった。
 利用関係別では、「持家」が2万2,606戸(同4.3%増)で2年連続の増加、「貸家」が7万6,158戸(同12.2%増)で3年連続の増加、「分譲住宅」についても10万1,378戸(同19.7%増)で5年連続の増加となった。
 戸当たり床面積でみると、総戸数は3年連続で減少し、72.6平方メートル(同▲3.1%)となった。このうち、「持家」は122.0平方メートル(同▲1.8%)、「貸家」は45.8平方メートル(同▲2.6%)、「分譲住宅」は81.7平方メートル(同▲3.7%)であった。


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