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東急コミュ、「2004年3月期決算」発表

 (株)東急コミュニティーは11日、「2004年3月期決算(単体・連結)」を発表した。

 当期単体業績の売上高は941億7,300万円(前年同期比6.3%増)、営業利益は33億9,600万円(同17.4%増)、経常利益は35億6,400万円(同14.7%増)、当期純利益は18億5,400万円(同12.1%増)となった。
 当期連結業績(対象7社)の売上高は983億4,600万円(前年同期比6.3%増)、営業利益は36億1,900万円(同17.2%増)、経常利益は37億7,600万円(同12.9%増)、当期純利益は19億6,600万円(同10.1%増)となった。

 同社によれば、賃貸業では、築年数の経過した物件への改修策・コンバージョンなどの提案や生活支援施設事業の展開など新たな事業領域確保に努めたものの、借上物件の賃料水準の軟化・稼働率の低下などにより前期比では減益となった。一方、事業領域の拡大に向け、コンサルティング提案力などの強化と、コストダウンを実現する工事メニューの開発などにより、収入確保を推進した工事業で前期比40.6%増(営業利益ベース)。

 次期の見通しについては、増収を見込んでいるものの、固定資産の売却損を特別損失として組み込むため、売上高1,012億8,000万円(前期比3.0%増)、営業利益40億1,000万円(同10.8%増)、経常利益41億円(同8.6%増)、当期純利益10億2,000万円(同▲48.1%)としている。


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