(株)タカラレーベンは27日、14日に発表した「2004年3月期決算(単体・連結)」の説明会を開催した。
当期単体業績の売上高は417億6,400万円(対前期比15.9%増)、営業利益は38億200万円(同3.3%増)、経常利益は29億7,500万円(同1.9%)、当期純利益は15億2,000万円(同12.4%)であった。
当期連結業績(対象2社)の売上高は425億5,600万円、営業利益は39億2,400万円、経常利益は30億8,600万円、当期純利益は15億7,100万円であった。
当期は売上の3分の1をしめた大型物件2棟のほか、50戸以下のファミリータイプを中心に販売、売上戸数・金額ともに過去最高となった。
2003年4月に東証2部上場後、04年3月に東証1部に上場した同社の次期見通しについては、マンション分譲において27棟1,555戸の引き渡しを予定、そのうちの921戸は契約が完了しており、その他区画分譲を含む土地売却および新規事業としてのコンバ-ジョン案件の売却を計画している。その結果、連結で売上高509億6,000万円、経常利益32億6,000万円、当期純利益16億6,000万円を見込んでいる。
同社では今後、事業の多様化を目標に、介護、再開発などの新規事業を具現化したいとしている。