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ディックスクロキ、「2004年3月期決算」説明会開催

 (株)ディックスクロキは8日、「2004年3月期決算(非連結)」についての説明会を開催した。

 当期は売上高156億4,600万円(前期比8.5%増)、営業利益4億6,000万円(同8.8%増)、経常利益3億300万円(同222.6%増)、当期純利益1億3,800万円(同741.4%増)を計上。

 増収増益となった理由として同社では、不動産投資が活発化する中で、仕入れと販売のマネジメントの強化、また、東京支店の業容伸展と自社による不動産証券化の実現により、売上が過去最高を記録したとしている。
 利益についても、販売管理費をコントロール、前期中に子会社を吸収合併したことにより改善が図られ、大幅な増益になったとしている。

 今後の活動計画については、当面は、投資家の不動産需要が高いと考えられるため、積極的な物件開発をしていく予定。
 機関投資家・個人ともに、賃貸不動産へのニーズが強いため、来期以降に向け、用地獲得を加速。福岡市、鹿児島市内でも用地を確保するとともに、東京支店においても、東五反田、東品川、旗の台など、用地仕入れを進展させている。

 なお、次期の見通しは、不動産販売事業、建設請負事業、不動産管理事業ともに、売上高は前年を上回る見込み。
 売上高184億200万円、経常利益3億8,300万円、当期純利益1億9,000万円を予想している。


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