野村不動産(株)は8日、西日本旅客鉄道(株)、ジェイアール西日本不動産開発(株)と共同で現在建設中の分譲マンション「ステイツグラン芦屋」(兵庫県芦屋市、総戸数118戸)について、第1期(100戸)登録受付を5月22日~30日に行なったところ、即日完売したと発表した。
地上5階建ての同物件は、JR神戸線「芦屋」駅徒歩13分、阪神本線「打出」駅徒歩7分に位置。JR西日本グループと同社とのコラボレーションによるプロジェクトとして昨年販売した「ステイツグラン甲子園口松並町」(兵庫県西宮市、総戸数84戸)に続き、敷地面積6,000平方メートル超のJR西日本社宅跡地に誕生する。
第1期販売の間取りは2LDK+S~4LDK+N、専有面積は72.56平方メートル~92.42平方メートル。販売価格は3,030万円(1戸)~5,080万円(1戸)、最多価格帯は3,400万円台。
総来場者数は1,300組。登録開始から2日目の5月23日に全100戸すべての区画に申込みが入り、平均倍率2.4倍、最高倍率5倍での即日完売となった。
申込者の住所は地元芦屋市が約13%であったのに対し、神戸市が31%、西宮市が14%と広範囲にわたっていることが分かった。また、4,000万円超の高額住戸の倍率が全体平均を超える2.8倍となった。
なお同社では、即日完売の理由として、JR芦屋駅から徒歩圏という立地に敷地面積6,000平方メートル超のスケールという条件、敷地形状・特性を生かしたプランニングなどが評価されたため、としている。
建物竣工は2005年2月下旬、入居開始は同年3月下旬の予定。