西武不動産販売(株)は8日、企業倫理の確立をめざして、全社的にスタートしたコンプライアンス体制について発表した。
同社では、4月16日付で取締役会直轄の組織としてコンプライアンス(CP)室を新設。全社的な体制づくりを進めてきた。その結果、各部にCP責任者、推進者、担当者を置くといった社内体制を確立、6月1日付でスタートした。
また、企業経営におけるその重要性への理解を深めるため外部コンサルタントを招いての研修を実施、10項目にわたる企業倫理規範の策定なども行なった。
なお、今後は、各部のCP責任者などの階層別会議を定期的に開催するほか、CP相談窓口などの設置、マニュアルの作成、教育・研修を実施していく方針。さらに体制の確実な浸透に向け、継続的・定期的に取組んでいくとしている。