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ミラクルスリーコーポ、「ミラクル構法」ライセンスを不動産会社が取得

「ミラクル構法」イメージ。上から、施工前、施工中、施工後

 住宅ベンチャーで建設コンサルタントの(株)ミラクルスリーコーポレーション(東京本社:東京都品川区、社長:岸本逸男氏)は、このほど、総合不動産会社の日本フェルテ(株)(東京都渋谷区、代表取締役:裏地拓三氏)と関東ブロック統括代理店契約を締結した。
 これにより、日本フェルテ社が不動産業界では初めて、同社の「ミラクル構法」ライセンスを取得した。

 同社が開発した新しい発想の建築物リモデリングシステム「ミラクル構法」は、戸建住宅の再生・増築のみならず、病院や集合住宅、オフィスビル、学校、工場といった大型建築物のリノベーションやコンバージョンにも対応することができるというもの。
 同社は本部として、施工は一切行なわずに、その特許および開発商品を施主と地場工務店が使用することで、「ミラクル構法」使用料を収入に事業展開を図るビジネスモデルを展開。このライセンスを今後、全国7ブロック(北海道・東北・関東・東海・近畿・中四国・九州)で550社(6月21日現在提携成立会社43社)に提供することを検討している。

 今回、不動産業界における初のライセンス取得となった日本フェルテ社は、5月26日に同社との間で関東ブロック統括代理店契約を締結し、新たに営業人員10名体制の「建物リニューアル事業部(仮称)」を新設。都内を中心とする賃貸アパート経営者等を対象に、既存建物を生かして増築リニューアルする「ミラクル構法」による提案型営業をスタートしていくとしている。


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