三井ホーム（株）は7月1日、長期の点検・メンテナンスシステム「キープウェル」を同社請負物件に対し、全国で開始する。
同システムは同社がこれまで行なってきた「20年保証システム」に基づく保証期間終了後も、築後60年間にわたり10年目ごとに顧客の任意で構造躯体および防水について有料点検を行なうサ－ビス。これにより入居者が長く快適に住めるようメンテナンス計画を知らせるとともに、建物の点検機会を増やし、建物のさらなる耐久性の向上によりメンテナンス費用といった建物のライフサイクルコストの軽減をめざす。
なお、同システムの対象は賃貸住宅や分譲住宅を除く専用住宅で、同社20年保証システムにおける10年目点検に基づく有料メンテナンス工事を行なうことが条件。点検費用は1回につき50,000円（うち消費税額2,380円）。また、20年保証システムや60年点検システム以外でも、顧客の希望により随時臨時点検（有料）を行なう。