三井ホーム(株)は29日、フリープランでの耐火建築仕様による営業対応を寒冷地を除く全国で、7月1日より、開始すると発表した。
耐火建築仕様により、3階建てや地下室付きなどを含む同社のすべてのフリー設計商品で、従来の性能を変えずに防耐火対応が可能となる。
フリー設計のため、面積や設備により価格は異なるが、参考価格としては、2階建てで坪単価70万円から、3階建てで坪単価80万円からとなっている。
また、同社商品は、性能表示制度において、「構造の安定(耐震性能)」「劣化の軽減」「維持管理」「温熱環境」「室内空気質」の5項目に加え、「火災時の安全性能(耐火等級~開口部以外)」が新たに最高等級となる。
同社では、今後、説明会やセミナーを順次企画し、これまでのツーバイフォー住宅が建築できなかった、全国都市部の防火地域内における、新たな需要開拓を推進していくとしている。
※ツーバイフォー工法の耐火構造認定についてのニュースはこちら。