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大京、「ライオンズタワー月島」プロジェクト発表会開催

「ライオンズタワー月島」完成予想
モデル住戸内の様子
竣工への期待を語る大京専務執行役員マンション事業カンパニー長・栗原清氏

 (株)大京は、東京都中央区佃2丁目で建設中の「ライオンズタワー月島」第1期販売スケジュールを決定。7日、プロジェクト発表会を開催した。

 「ライオンズタワー月島」は東京メトロ有楽町線・都営地下鉄大江戸線「月島」駅徒歩1分。敷地面積4,720.47平方メートル、延床面積39,575.06平方メートル。地下2階、地上32階建て、鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)の超高層オール電化マンションで、建物のコア部分に強固な立体耐震壁を配置する「ハイウォール工法」を採用、耐震性を確保しながら柱や梁のない室内空間を可能とした。

 空地率約63%、緑地面積約1,700平方メートルとゆったりとしたランドスケープデザインが特徴。古くからの住宅が残る地域環境に配慮したもので、1.2階のフロント部分もガラス張りにして周辺の低層建物に与える圧迫感を減らした。
 また、超高層マンションとしては日本で初めて(財)建築環境・省エネルギー機構の「環境共生住宅」に認定され、コンセプトである「地域との共生」を全面に打ち出した。
 同社専務執行役員マンション事業カンパニー長・栗原清氏は、「当初からのプロジェクトがそのまま地域住民に受け入れられた数少ない事例。当社の環境共生に対する考え方を具現化したマンション」と竣工への期待を語った。

 第1期販売戸数は、全281戸のうち25階以上の高層階住戸25戸。3LDK~4LDK、専有面積104.25平方メートル~190.85平方メートル。販売価格は7,000万円台~1億9,000万円台。7月10日にインフォメーションサロン(販売センター)をオープンし、下旬から登録受付を開始する。

 2005年12月12日竣工、同15日入居開始予定。


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