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サンウッド、「(仮称)赤坂2丁目プロジェクト」計画を発表

 (株)サンウッド(東京都港区、代表取締役社長:中島正章氏)は15日、東急不動産(株)、(株)竹中工務店と共同で、日本ユニシス旧本社ビル跡地(東京都港区赤坂2丁目、6,342.1平方メートル)を取得したと発表した。隣接地の所有社である森ビル(株)と4社で、大規模タワーマンション建設計画を進めていく。

 当該土地は、都市機能が高度に集積しており、極めて利便性の高いエリア。詳細については検討中だが、従来に類を見ない大規模タワーマンションとなる計画。今後の都心居住のあり方を提案するような質の高い都市型住宅を高機能で充実したアメニティ施設とともに提供することで、他物件との差別化を図っていく予定。

 事業資金の調達に関しては、不動産証券化の手法を活用し、直接の資金調達主体は、中間法人の出資により設立された国内SPC。サンウッドでは、今後もプロジェクトの特性に応じた多様なファイナンス手法を積極的に導入し、事業展開を図っていく。
 開発型証券化スキームの概要は、借入人が(有)SWプロパティーズ、借入日が2004年7月15日、返済時期は08年7月15日、金額は63億円。貸出人は(株)東京三菱銀行、(株)UFJ銀行、ダイヤモンドリース(株)で、アレンジャーは三菱証券(株)。

 なお、完成は08年度の予定となっている。


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