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東京都、金町六丁目市街地再開発組合設立を許可

 東京都は29日、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、金町六丁目地区市街地再開発組合(東京都葛飾区)の設立を認可した。

 同再開発事業は、木造老朽建物が密集しているJR「金町」駅駅前広場に近接した地区に地下1階地上39階、延床面積約78,000平方メートルの商業施設・住宅・公益施設・駐車場等を建築する予定。都市基盤施設の整備を併せて行なうことにより、安全で快適な交通環境を整え、防災性の強化に寄与するとともに、商業施設を導入することで利便性を向上させる。
 組合設置認可により、同組合は法人格を得て市街地再開発事業の施行者となり、同開発事業に着手する予定となっている。なお参加組合員には(財)首都圏不燃建築公社と(株)リクルートコスモスが含まれる。

 工事着手は2005年11月、竣工は2008年10月を予定。総事業費は約219億円。


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