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AMBブラックパイン、兵庫県尼崎市で物流施設を建設

 アメリカに本社を置く不動産投資信託会社 AMB Property Corporation(以下、AMB)と、日本国内で活動する不動産専門家チームによる合弁企業である、AMBブラックパインは3日、AMBが兵庫県尼崎市において物流施設の事業用地を取得、同社とともに開発を進めていくと発表した。

 同計画は、阪神港湾地区の中心部に位置する49,421平方メートルの事業用地に、6階建て・延床面積95,841平方メートルの物流施設「AMB尼崎ディストリビューションセンター」を建設するというもの。AMBにとっては、首都圏以外では初の物流拠点となる。
 3日に建設工事に着工、完成後には施設の50%を日本の物流会社である(株)ロジワンが賃借する予定となっている。

 またAMBでは、同社を通じ、東京都大田区においても19,542平方メートルの事業用地を取得済みで、7階建て・延床面積77,975平方メートルの複数テナント向け物流施設「AMB大田ディストリビューションセンター」を建設する予定。
 なお、「尼崎」「大田」2施設に対する投資総額は、約2億6,500万ドル(約291億円)。


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