東京建物(株)は4日、同社が展開する分譲マンション「Brillia(ブリリア)」のブランド戦略の一環として、「住んでからの安心」を具現化すべく、購入者を対象とした建築現場見学会を「Brillia」全物件で開催すると発表した。
具体的には、建物の躯体が立ち上がった後、内装工事に着手する前に、同社スタッフが購入者を建築現場に案内し、設計・施工に関する質問を受け付ける。これにより購入者は、スケルトン状態から断熱材の施工状態、設備配管の状況などといった、完成後には見られない床・壁・天井の内部構造を確認することが可能となる。
同社では今年1月~7月の期間、「Brillia二子多摩川id」(川崎市高津区)など6物件において試験的に建築現場見学会を実施。参加者(合計約500名)から高い評価を得たことを受け、今後全物件において開催することとした。なお、品質管理の取り組みとして、購入者を対象に全物件で建築現場見学会を開催するのは、業界初の試みとなる。