国土交通省は10日、2004年6月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
これによると2004年6月の建設工事受注高は4兆4,806億円で、対前年同月比1.5％増となった。うち元請受注高は3兆1,221億円（対前年同月比2.6％増）、下請受注高は1兆3,585億円（同▲0.9％）。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は9,991億円（同▲13.1％）、民間等からの受注高は2兆1,230億円（同12.2％増）であった。
また、公共機関からの受注工事（1件500万円以上の工事）は、同▲13.7％の9,693億円。うち「国の機関」からは2,134億円（同▲1.9％）、「地方の機関」から7,559億円（同▲16.6％）であった。
民間等からの受注工事のうち、土木工事および機械装置等工事の受注額（1件500万円以上の工事）は2,341億円（同▲18.0％）、建築工事・建築設備工事（1件5億円以上の工事）の受注額は5,719億円（同41.9％増）となった。
なお、この統計調査報告の概要は、国土交通省ホームページ（http://www.mlit.go.jp/toukeijouhou/chojou/index.html）にて閲覧可能。