東誠不動産(株)は17日、同日開催の取締役会において、普通株式7,000株の新株式の発行と、自社株式6,300株の売出および株式分割について決定したと発表した。
公募による一般募集は、普通株式7,000株で、発行価額については2004年9月1日から7日までのいずれかを発行価額決定日とし、その2分の1の金額を資本に組み入れる。また、募集方法は、日興シティグループ証券(株)および大和証券エスエムビーシー(株)が全額買取引受をした上で一般募集とする。
申込期間は同年9月8日から10日まで、払込み期日は同年9月9日から15日までのいずれか。配当起算日は同年6月1日で、申し込み株数単位は1株。
自社株式の売出については、普通株式6,300株で、発行価額の決定、申込期間は公募による一般募集と同様、申し込み株数単位は1株。募集方法は、日興シティグループ証券が全株式を買取引受する。また、オーバーアロットメントによる売出し分である普通株式、上限700株についても以下同様。
また、同年11月19日をもって、普通株式1株を5株に分割する。増加する株式数は268,640株で、配当起算日は同年6月1日。これにより、同社第1回ストックオプションの行使価額は同年10月1日以降、42,500円より8,500円に調整される。
同社では、今回の公募による、手取概算額26億5,600万円については、同社が組成する不動産投資ファンド出資および不動産流動化事業の事業拡大に向けた物件仕入れ資金にあてる予定としている。