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JPR、「2004年6月期決算」発表

 日本プライムリアルティ投資法人(JPR)は19日、「2004年6月期決算短信」を発表した。

 当期(2004年1月1日~6月30日)運用状況は、営業収益67億9,000万円(前期比5.8%増)、営業利益30億6,100万円(同4.3%増)、経常利益26億1,500万円(同6.0%増)、当期純利益26億1,400万円(同6.0%増)であった。1口当たりの分配金は6,081円(同343円増)、分配金総額は26億1,400万円(同1億4,700万円増)、配当性向は100.0%。

 JPRは当期、「堂島Fビルディング」(投資額21億4,000万円)をはじめ、「川口センタービル」(区分所有権、同81億円)、「SEFビル」(同32億5,000万円)、「健和ビル」(同51億円)、「オーバルコート大崎マークウェスト」(区分所有権、同35億円)、「船場福岡ビル」(同19億2,000万円)を取得。その結果、期末時点でのポートフォリオは全体で38物件、取得価格ベースでの保有資産額1,636億5,000万円、総賃貸可能面積256,329.13平方メートルとなった。期末稼働率は93.2%(前期末比0.5ポイント改善)。

 また、バリューアップ不動産として第3期より実施していた「JPR池袋ビル」のリニューアル工事が04年3月末に完了、その結果、期末稼働率は76.8%となった。引き続き、優良テナント誘致に向けてリーシング活動を強化していく。そのほかのバリューアップ不動産6物件のうち、3物件については前期比10%以上の稼働率の向上を実現した。

 なお次期については、営業収益74億8,800万円、経常利益25億8,100万円、当期純利益25億8,000万円、1口当たり分配金6,000円を見込むとしている。


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