不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

東京建物、「Brillia」に独自のガイドラインを策定

 東京建物(株)は24日、同社のマンションブランド「Brillia(ブリリア)」のブランドアイデンティティ『洗練された住まい』『住んでからの安心』を実現させるため、デザインの指針となる「Brillia プランニングガイドライン」および、防犯対策実現の指針となる「Brillia セキュリティガイドライン」を策定したと発表した。

 今回策定した「プランニングガイドライン」は、マンションのコンセプトメイキングから外観・共用部分・専有部分にいたるまでのデザイン・プランニングの方向性を、各プロジェクト担当者等すべてのクリエイターが共有することを目的としたもの。具体的には、建物配置・住棟形式、ファサードデザインといった商品企画段階で検討すべきアイテムについてのデザイン・プランニングの基本的な約束事項を定めるほか、デザインの方向性やポイントをまとめ、解説したものとなっている。
 さらに、建物のデザイン性を評価し担当者を表彰する社内制度「Brillia アウォード」の実施や、社員専用のデザイン発想スペース「Brillia クリエイティブスタジオ」の設置・活用、外部視察「Brillia スタディーツアー」の定期開催などを行なうことで、より洗練したデザインを提供していく。

 また、国土交通省・自治体や警察庁が策定した条例・指針に基づく「セキュリティガイドライン」では、共用部の各所へのモニター付監視カメラの標準装備、玄関扉への防犯センサー・カマデットボルト鍵・防犯サムターンの標準装備、防犯ガラスの標準装備などを盛り込んだ。
 今後供給する「Brillia」物件では、同ガイドラインに基づいたセキュリティ対策を原則として実施していく。


最新刊のお知らせ

2024年6月号

「特定空家」にしないため… ご購読はこちら