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積水ハウス、建設業界初「広域認定制度」認定取得

 積水ハウス(株)は30日、2004年9月17日に廃棄物の処理及び清掃に関する法律(以下、廃棄物処理法)第15条の4の3第1項に規定する環境大臣の認定(以下、「広域認定制度」)を、建設業界で初めて受けたと発表した。

 同制度は、メーカーが複数の都道府県にまたがって使用済みの製品などを回収・リサイクルする際に、処理能力など一定の厳しい基準に適合していると環境大臣が認定すれば、収集運搬や中間処理、最終処分を委託する場合でも、廃棄物処理業の許可を不要とする廃棄物処理法の特例制度。

 取得によるメリットは、自社の直接的なコントロールで、廃棄物マネジメントとリサイクルが実施できること。リサイクルの推進や、住宅新築現場の特性に即した効率的な回収・リサイクルが可能となることなどが挙げられる。

 他業種においての複合部材での認証もパソコンなど数例しかなく、建設業としては国内で初めての取得となる。


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