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民間分譲マンションで首都圏初、「赤坂コーポラス」建替組合が設立認可

 東京都は1日、マンションの建替えの円滑化等に関する法律に基づき、「赤坂コーポラス」(東京都港区、総戸数32戸)の建替組合『赤坂コーポラスマンション建替組合』の設立を認可した。
 同法に基づく建替組合の設立は、公社が分譲した2件の事例があるが、民間分譲マンションとしては首都圏初。

 東京メトロ千代田線「赤坂」駅徒歩5分に位置する「赤坂コーポラス」は、1957年に建築された鉄筋コンクリート造地上5階建ての分譲マンション。老朽化に伴い、1989年頃から将来の大規模修繕・建替え等の検討を始め、今年2月に建替え決議が成立。6月には建替組合の設立の決議が成立し、このたび認可取得となった。
 
 建替えにより新たに建設される建物は、地上10階地下2階建て、全65戸(平均住戸面積約67平方メートル)。事業施行期間は2004年10月~2007年9月。

 なお、同建替え事業には、管理組合とともに東急不動産(株)が参画。事業推進にあたっては、(株)東急コミュニティーの建替企画プロジェクトチームと連携し、マンション管理および管理組合の運営ノウハウを生かしたコンサルティングを行なっていくとともに、東急リバブル(株)、東急リロケーション(株)による仮住居の斡旋等、グループとしての総合力を生かした提案を行なっていくとしている。


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