日本ビルファンド投資法人(NBF)は13日、不動産投資信託(REIT)のための不動産投資物件として「シーノ大宮ノースウイング」(さいたま市大宮区)の区分所有部分等を追加取得することを決定した。
今回取得を決定したのは、地下1階地上20階建ての「シーノ大宮ノースウイング」(業務棟)の土地(1筆の所有権の共有持分35.65148%)および建物(1階~8階部分の区分所有部分)と、「シーノ大宮アトリウム」(管理棟)の土地(1筆の所有権の共有持分12.41319%)および建物(所有権の共有持分12.41319%)。
NBFでは、2004年10月1日付にて、同物件区分所有権等を取得しており、今回の追加取得により「シーノ大宮ノースウイング」1棟全体の土地建物を完全所有権として保有することとなる。
また「シーノ大宮アトリウム」については、さいたま市・(財)さいたま市都市整備公社等との共有となるが、前回取得分と合わせ、合計34.81816%の共有持分を取得することとなった。
取得先は大成建設(株)、取得価格は55億8,000万円。10月14日に契約締結の後、11月1日に引き渡しを行なう予定。