パナホーム(株)は27日、「2005年3月期中間決算」(単体・連結)を発表した。
当期(2004年4月1日~9月30日)単体業績の売上高は1,249億円(前年同期比1.8%増)、営業利益は7,200万円、経常利益は3億6,200万円(同208.4%増)、当期純利益は4億3,000万円。
当期連結業績(対象8社)の売上高は1,277億4,900万円(同1.2%増)、営業利益は▲2億1,900万円、経常利益は1億300万円、当期純利益は3億2,700万円であった。
当中間期は、戸建住宅事業において「エルソラーナ」発売1周年を記念したキャンペーンを実施するなど、「エコライフ住宅」を軸とする商品の拡販に注力。業界初の光触媒技術を活用したオリジナル外壁「エルソラーナ キラテック」を発売した。
資産活用事業においては、高級グレードの賃貸集合住宅フラッツアシリーズに、メンテナンスコストの大幅な削減を実現できる「フラッツア テスタ」を追加。さらに、医療・福祉分野においては、小規模タイプの有料老人ホーム「ナーシングビレッジ」、ドクター向け複合型医療・介護施設「ドクター・クアケア」を、地域ニーズや周辺環境に柔軟に対応できるパッケージ商品として発売した。
またリフォーム事業については、住まいのさまざまな要望に応える「くらしのアドバイザー」やリフォーム専任の営業担当者を育成・強化するなど、ユーザーのリフォームニーズに対応できる体制を構築したほか、松下グループのショールームを中心にリフォームフェアを積極的に開催、リフォーム需要の開拓に注力した。
なお通期については、連結ベースで売上高2,700億円、経常利益46億円、当期純利益49億円を見込むとしている。