日本レジデンシャル投資法人(NRI)は、10月28日、「ヴェール小日向」(東京都文京区)と「マノア鷺沼」(川崎市宮前区)の2物件の信託受益権を譲渡すると発表した。
「ヴェール小日向」は、2004年3月に2億7,300万円で取得した賃貸可能戸数11戸のレジデンスで、譲渡価格は3億4,547万5,000円。「マノア鷺沼」は、04年3月に3億4,600万円で取得した賃貸可能戸数14戸のレジデンスで、譲渡価格は4億5,000万円。2物件とも04年11月19日に契約を締結し、05年1月31日に引渡しを行なうこととなっている。
譲渡の理由は、中長期的ポートフォリオでの充実および効率化推進のためとしている。
また同日、04年6月16日に不動売買契約を締結している「(仮称)水道橋マンション」の名称を「パシフィックレジデンス水道橋」と改めると決定した。NRIでは、不動産市場における知名度および信頼度の向上、ブランドイメージの確立を図るため、他物件についても適宜、変更もしくは決定していく方針。