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「第13回マンションリフォームマネジャー試験」結果を発表

 (財)住宅リフォーム・紛争処理支援センターは13日、「第13回マンションリフォームマネジャー試験」の合格者を発表した。

 マンションリフォームマネージャーとは、主に専有部分のリフォームについて、施主や管理組合への専門的なアドバイザーとしての役割を果たすとともに、工事に際し、調整、指導、助言等を行なう者として位置付けられている。今回の試験より、年齢制限がなくなり、誰でも受験が可能となった。ただし、登録には一定の建築の実務経験年数が必要。

 今年度試験の最終合格数は239人で、最終合格率(実受験者数に占める合格者数の割合)は52.3%(239人/457人)。合格者は今後同財団に登録することにより「マンションリフォームマネジャー」の資格が得られる。

 今回の試験の申込者数は569人(学科試験のみ、または設計製図試験のみの再受験申込者87人を含む)で、受験資格の年齢制限を撤廃したこともあり、学生の受験も増え、前回より38人、増加した。
 学科試験は、受験者が415人、合格者が272人、合格率が65.5%。また、設計製図試験は、受験者が406人、合格者が267人、合格率が65.8%。両方の試験に合格した者(前回または前々回に一方の試験に合格済みの者を含む)が最終合格者となる。
 なお、最終合格者239人の特徴は30才代が最も多かったこと、地域別では北海道、関東で昨年より増加したことなどが挙げられる。

問い合わせ先:
(財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター 
業務課 平井、小西川
〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町6-26-3 上智紀尾井坂ビル5階
TEL 03-3261-4567


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