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PIC、「2004年10月期決算」発表

 プレミア投資法人(PIC)は15日、「2004年10月期決算短信」を発表した。

 当期(2004年5月1日~10月31日)運用状況の営業収益は32億5,200万円(前期比15.5%増)、営業利益は14億6,900万円(同21.5%増)、経常利益は12億円(同23.8%増)、当期純利益は11億9,900万円(同23.8%増)となった。1口当たり分配金は1万5,105円、分配金総額は11億9,900万円、配当性向は99.9%。

 同投資法人は当期、物件を厳選し複数の入札に参加したものの、取得・契約に至った物件はなく、当期末時点のポートフォリオは、オフィスビル10棟、レジデンス13棟の合計23物件のままとなった。取得価格の総額は771億4,400万円、総賃貸可能面積は96,057.76平方メートル、テナント総数は587。稼働率はオフィスビルが96.6%、レジデンスが94.7%。

 なお今後については、引き続きオフィスビルおよびレジデンスの二市場の市況動向を見極めながら物件取得を進めていく考えで、11月30日に「プレミアステージ三田慶大前」(東京都港区、総戸数48戸)の不動産信託受益権を取得済み。次期営業収益32億9,700万円、経常利益11億1,300万円、当期純利益11億1,200万円、1口当たり分配金1万4,000円を見込むとしている。


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