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グローバル・ワン、投資物件に「銀座ファーストビル」を取得

 グローバル・ワン投資法人は21日、不動産投資信託(REIT)のための不動産投資物件として「銀座ファーストビル」(東京都中央区)の信託受益権の一部を取得することを決定したと発表した。

 同投資法人は、当該物件が、「銀座地区」でも特にブランド力が高いエリアに立地すること、比較的築年が古い中小規模の物件が多い同地区における希少性の高さを評価。売り主のファースト・プレイス(有)(東京都千代田区、取締役:野櫻善之氏)より、取得価額122億8,200万円で取得を決定した。
 鉄骨・鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根地下3階付11階建てのオフィス・店舗の複合ビルで、土地面積1,404.64平方メートル(うち取得対象敷地面積約1,341.68平方メートル)、延床面積12,479.45平方メートル(同専有面積9,856.20平方メートル)。総賃貸可能面積は7,841.72平方メートルでテナント総数は5、稼働率は90.3%となっている。

 同日、取得先との受益権売買の基本的合意をし、2005年3月31日に受益権売買契約書を締結する予定で、同日売買を実行し、信託受益権の引渡しを行なう予定となっている。 


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